NHKでナンパ教室が取り上げられる〜ねほりんぱほりん〜

NHKでナンパ教室!?
ナンパ仲間から
「NHKでナンパ教室が取り上げられるらしい。」との話を聞いた。
番組表を見ると本当に載っている。
「NHKねほりんぱほりん:ナンパ教室に通う男」
NHKってこんな柔らかい放送局だっけか?(笑)
と思いつつ視聴したわけです。
ナンパをしているものとして、
そしてナンパ講師として見てました。
見てない方のために記載しますと
50歳の男性が出てきて
①ナンパ教室の内容
②ナンパも仕方(マニュアル)
③ナンパを始めたきっかけ(本人、他の人)
などが赤裸々に語られている内容となっている。
うーん、興味深い。
特に一番心に残った言葉は
「恋愛能力は自然に上がるものではない。」ということ。
この言葉に間違いはないだろう。圧倒的に質、量がイマイチだからだ。
ナンパ教室に来る人々の属性
私自身も講習を受けたし、教える側としても何十人も見てきた。
そんな中である程度、共通した属性として
年齢は20-45歳。
①男子校出身
②学生時代に童貞を脱出できなかった
③非リア充
④会社の飲み会でしゃべれない
⑥真面目
⑦みんなに合わせるのが嫌い、要は自由人
⑧セックスとかそんな好きでない
⑨裏切られて失恋経験あり
⑩高学歴
とこんな感じです。
立派な経歴な方も多く医者、経営者などもおられます。
総じて「自分に自信がない」といえます。
始める人はこんな感じですが、没頭する人の特徴として
①女がそもそも大好き
②ものすごいプライドが高い
③学生時代に女性にいじめられた
④自己顕示意欲が高い
⑤スタート地点が低すぎ
っとー感じでしょうか。
⑤に関して補足すると元々のスタート地点が低いほど満足度が高くなる傾向があるからです。
元ジャニーズが即る、30歳童貞が即る、どちらが満足度が高いかっつー話です。
ナンパ教室にくる人々のレベル
本当に様々です。
・見た目
ルックスだけなら読者モデルできるレベルの人から
鼻毛出てる・無精髭・歯が黄色の清潔感ゼロの人
・コミュニケーション能力
普通〜日常生活ギリギリまで様々です。
2に通じることなのですが、総じて
女性と深いコミュニケーションを取るのが苦手な人が多いです。
優しく誠実な方が多かったです。
これはナンパにおいては相当不利になります。内容が無難すぎて全く響かないからです。
関西の某凄腕が「好かれないのなら嫌われろ」という言葉はまさに的を射ている言葉です。
自分に自信がないゆえ、相手に深い話ができない。
深い話をし始めると自分の経験も話さなければならないからでしょう。
結果についてはコミュケーション能力が低すぎる方でも結果が出ることがしばしばありました。
女のグダを見破るのではなく、本当に気づかないで即ってしまうケースです。
人間、中途半端が一番よくないと思いました(笑)
ナンパ教室の内容
番組内でもありましたが、距離の取り方、時間限定作成などテクニックを使う部分もあり
(ポジショントークとかでなく)受講するのは有意義かと思います。
実地講習、音声録音
→添削などして「女性の話に対する感性」を磨いてもらいます。
特に男性は論破してしまいがちで
女性「仕事が大変で〜」
→仕事が大変であることを共感してほしいのに
男性「俺のが仕事大変だよ!」と言ってしまうとか。
当たり前の内容ですが、実際こういう音声を何回も添削しました。
もちろん番組内でやったようなこともあります。
しかし、現実はさらに下のレベルからやることもしばしばです。
・無精髭の処理
→講習中にカミソリ買いにいってもらいました。
・歯に海苔がついてる
→講習中に口をゆすいでもらう。
など現実は想像以上に「え?」って内容からスタートすることもしばしば。
ただこのレベルから良い男に仕上げるのもやりがいがあるものです。
ナンパ教室の意義
番組内のような(俺はやりませんが)「ルーティン」をやることもいいでしょう。
結果も出ることもあるかもしれません。
しかし、ながらルーティンや誰かのキャラをパクって
本来の自分でないナンパをやって成功しても自信はつきません。
あくまで「素の自分の延長線上」におくべきだと思います。
4で書いたような感性を磨けば勝手に結果は出ます。
過度なマニュアルやら質問に答えまくって成果が出れば良いですが、自主性が損なわれるからです。
結果、実力=講師の実力✖︎相性、が上限となってしまいます。
質問に何でも答えれば「信者化」はしやすくなりますが、本人のためにはならない、が持論です。
問題意識を持つこと
そして本人だけでできない負荷を与えること
がナンパ教室の意義だと思ってます。
(一人だけではなかなか無理なことはできない)
以上です。